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SMG菅原経営株式会社

脱・税理士スガワラくん

脱・税理士スガワラくん 成功の”通過点”を語る

■ 支援期間:
2022.12〜現在
税理士
脱・税理士スガワラくんの写真

OUTLINE

概要

チャンネル登録者数60万人突破記念対談
脱・税理士スガワラくん成功の“通過点”を語る

菅原由一|プロフィール
1975年、三重県生まれ。SMG 菅原経営株式会社 代表取締役 / SMG 税理士事務所 代表税理士。元国税調査官の師匠からの学びにより、圧倒的に税務調査に強い税理士として知られ、全国から税務調査立会い依頼が後を絶たない。銀行が絶賛する独自資料の作成で赤字会社も含め融資実行率は95%以上。顧問先の黒字企業の割合は85%を実現し、全国平均30%を圧倒的に凌ぐ。究極の資金繰り勉強会は7,000名超が受講し、講演実績はGoogle、アパホテル、ENEOS、ミズノ、三菱電機グループなど、上場企業、外資系企業など700回を超える。

僕らは視聴者が理解しやすい発信を追求してきた

Q1

チャンネル登録者数 60万人突破、おめでとうございます! 今のお気持ちを教えてください。

菅原
ありがとうございます。ただ、僕はチャンネル登録者数100万人を目指しているので、これは単なる通過点だと思っているのが正直なところです。ようやく100万人という感覚でもあります。チャンネル運営者は登録者数の伸びをある程度予想できるので、「来週には60万人に到達するな」と思いつつ、達成の瞬間のスクリーンショットを撮れるかどうかばかり気にしていました。
チャンネル開設から1年半で60万人達成という話は、マネー系YouTuber界隈ではなかなか聞かないので、同ジャンルでは「伸び率日本一」かもしれないという誇らしい思いはあります。
Q2

非常に早いスピードでここまで伸びていますが、その成功の要因は何でしょうか?

菅原
そもそもお金がいらない人なんていませんから、マネー関連の情報はニーズが高いんです。それを踏まえて、僕のチャンネルはお金の情報を身近に感じられるよう、簡単で分かりやすいチャンネル運営を心がけていることが成功の要因かな、と思います。お金に関する情報は、一般の人には難しい内容が多いんですよ。僕ら専門家なら分かるんですけど。撮影するときは、動画内で相方を務めてもらっているミシロくんにも分かるように説明することを心がけています。それでも理解してくれないことがあるので困っちゃうんですけどね(笑)。
STAGEON ミシロ
ちゃんと理解してますから(笑)。視聴者さんにしっかり伝わるように、僕が理解できるまで質問するようにしています。
Q3

2人の掛け合いがいい雰囲気ですが、事前に入念な打ち合わせをしてから撮影に臨むのですか?

菅原
いや、ぶっつけ本番ですね。当初は台本があったんですが、やりにくかったので今はほとんどありません。事前にテーマだけもらっておけば、アドリブでなんとかなります。そのほうが撮影のときにいい対応ができるんです。
Q4

シンプルで分かりやすい伝え方も特徴的ですよね。

菅原
専門家であれば「ここはもっと詳しく説明すべき」と思うような伝え方もあります。でも、僕らが動画を届けたいのは何かしら疑問がある視聴者の皆さんであって、すでに知識のある専門家ではないので、わかりやすくするために、あえて説明を省いていることもあるんです。そこは視聴者の視点に合わせるということで、割り切っています。
Q5

ここまでチャンネルが成長し続けた理由として、他にはどんなことが挙げられますか?

菅原
「笑顔」や「笑い」の要素があることですね。マネー系のチャンネルは、専門的な情報を解説するため、何も意識しなければ笑うシーンのない、つまり視聴者にとって単調な動画になってしまう傾向があります。でも、どんな内容の動画であっても視聴者さんには「楽しい」「おもしろい」と感じてもらえることが大事なんじゃないかな、と僕は思います。だから、いつも「ミシロくん、なんかおもしろいことぶっ込んでな」ってお願いしてるんです。
STAGEON ミシロ
撮影中は「これはツッコミ待ちかな?」などなど考えながら、毎回汗をかきつつやってます。質問して情報を引き出す立場としては、菅原さんが思わず言葉に詰まってしまうような質問をしたいので、菅原さんに「そんなん聞かんで」って言われると思わずうれしくなっちゃいます。
菅原
ミシロくん、意外とちゃんと考えて話してるんやな。今知ったわ(笑)。

二人三脚で成長し続けたチャンネル 視聴者視点のサポートが活きた

Q6

相方を務めるプロデューサーのミシロさんとの掛け合いのおもしろさもチャンネルの魅力です。ミシロさんの前は名和田さんが担当されていましたよね。

菅原
名和田くんは2代目なんですよ。初代の担当者は笑いも取れる、喋りが上手いタイプで、僕もすごくやりやすかったんです。だから名和田くんに代わったときは、大丈夫かなって思っていました。今振り返れば、さんざんな動画もあるよね(笑)。でも、すこしずつ名和田くんの人気が上がっていって、信頼できる相方になっていきました。
STAGEON 名和田
ありがとうございます。菅原さんはとてもストイックな方です。スケジュールの都合上、通常よりたくさんの動画をまとめて撮らなければならないことがあったんです。演者側としては大変なことなのに、菅原さんは二つ返事で対応してくださって。
自分も負けていられないと思ったのを覚えています。菅原さんのチャンネルと共にプロデューサーとしても成長できたな、と思います。
菅原
名和田くんがどんどん成長してくれて、今からチャンネルが伸びていくぞというタイミングで、今度は担当がミシロくんに代わることになったんですよ。 当時のミシロくんはガッチガチで全然おもしろくなくてね。「名和田くんに戻してくれ」ってお願いしたくらいです。
STAGEON ミシロ
引き継いだ当初は、プレッシャーが大きかったです。でも、菅原さんから「視聴者はミシロくんの真面目な言葉は求めてないよ」と言われたことがきっかけで、素の自分を出すようになって、殻を破れたような気がしています。
菅原
ミシロくんは動画では親しみやすいキャラですけど、それ以外はめちゃくちゃ真面目で本当に信頼しています。今となってはすっかりミシロファンも増えましたし、名和田くんとミシロくんが担当で良かったですよ。
Q7

印象に残っているSTAGEONの支援を教えてください。

菅原
登録者数が一番伸びた「生前贈与」をテーマにした動画を作ったときのことです。ミシロくんからこのテーマを提案されたときは全然乗り気じゃありませんでした。「経営とあんまり関係なくない?」って。それでもミシロくんが絶対やりたいって言うからやってみたら、これまでで一番伸びて、正直とても驚きました。
STAGEON ミシロ
これは、リサーチの賜物ですね。他のYouTubeチャンネルで生前贈与をテーマにした動画が伸びていたので、以前からやりたいと思っていたんです。名和田が担当していたときにも提案したことがあったのですが、何度も却下されていたんです。でも、担当が僕に代わったので、これはやるしかない! と思って。とにかくやってみようと体当たりしたら見事に伸びてくれて、プロデューサーとして自信を持てました。
菅原
僕目線の動画は伸びないんですよ。専門家ゆえに、一般の人の視点がうまく想像できないんですよね。たとえば、以前に「住民税の節税」をテーマに話してほしいと言われたことがあって驚きました。というのも、住民税を節税できるような方法は、ふるさと納税などを除いて基本的にありません。だけど、実際には住民税の負担を重く感じている人は多くて、そこにニーズがある。僕からは絶対に生まれない発想だと思いました。だから、今はSTAGEON側からの提案を尊重していますね。僕にはない一般の人の視点を提供してもらえるので、STAGEONのサポートには本当に助けられています。

1万人の経営者の前で講演会をするために税理士の枠を超えて活躍したい

Q8

菅原さんにとって現在は「まだ通過点」とのことですが、ミシロさんはここまでを振り返っていかがですか。

STAGEON ミシロ
菅原さんの守りに入らない姿勢のおかげでここまでやってこれました。たとえば、少し強めのワードを提案しても、その方が視聴者に伝わりやすければ躊躇せずにやってくれる。いろんなYouTubeのチャンネルを担当しているから分かるんですが、これはできそうでできないことなんですよ。
菅原
税理士資格を剥奪されても良いっていう覚悟でやっていますからね。チャンネル名の『脱・税理士』は、「税理士の枠を超えて活躍したい」という意味で、10年くらい前から使っているキャッチコピーなんです。税理士の看板を掲げていると、発言できない内容が
いっぱいあるんですよ! でも、税理士の資格は一度取得すれば、基本的に一生ものなんです。じゃあいっそ資格剥奪されてしまえ! と。そうすれば専門性を持ちつつ何でも言えるし、『元・税理士』という唯一無二の存在になれるじゃないですか。そういう考えをベースにしているからこそ、攻めの姿勢で発信していけるんです。
Q9

ということは、今後ますます攻めの姿勢を強めていくのでしょうか?

菅原
そこは考えているところです。登録者数が増えていくにつれて、ずいぶん影響力も大きくなってきました。最近は自分が想像していなかった方々から動画について反響をいただくようになって、『元・税理士』の他にも、唯一無二の存在になる道はあるのかもしれないとも考え始めました。僕はもともと「1万人の経営者の前で講演会をしたい」という夢を叶えるための手段のひとつとして、このYouTubeチャンネルを始めました。今なお成長中のYouTubeチャンネルをひとつの足がかりとして、形にとらわれることなく、夢を叶えるまでの道のりをさまざまな方向から探っていきたいですね。

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